食産業学研究科

研究科長メッセージ

食産業に新たなイノベーションを創出しよう!

食産業学研究科長 西川 正純

食産業研究科は,これまで他大学に類を見ない食産業全般をカバーする独自のカリキュラムで人材育成に努め,社会のニーズに幅広く応えてきました。このこともあり,最近では学群からの進学者や留学生に留まらず,官公庁や食品関連企業,そして他大学,特に栄養系大学からの進学者も増えています。

食産業研究科は,従来からの農学分野にとらわれることなく,食料需給の世界情勢を注視しつつ,食料生産の効率化のみならず,バイオサイエンス技術を駆使した高付加価値農畜水産物の生産や新しいたんぱく食資源の開発,ICT?IoT?AI?ロボティクスを活用した食料生産システムの開発,安全性?栄養機能性に優れ,新しい加工特性を付与した加工食品の開発などに取り組んでいます。

さらに,日々変化する消費者ニーズを捉えるべく,ビッグデータや食感性科学の活用による最新のマーケティング理論や食料経済?企業経営の研究を進めています。英知と経験の積み重ねとエビデンスに基づいた新しいテクノロジーの継続的研究開発こそが食産業のイノベーション創出に繋がると信じています。

東日本大震災から10年,食産業学研究科はこれからも食材の宝庫であり食料供給を担う東北の要衝仙台で,食産業のイノベーションの発信源となって東北の復興に寄与し続けていきます。みなさん,一緒にイノベーションを創出していきましょう。


博士前期課程

食品イノベーション領域

食品イノベーション領域では,食品の製造?流通?加工?消費の各段階で生じる諸問題を対象に,自然科学?技術の側面と,社会科学?ビジネスの側面から教育?研究を行います。

食品ビジネスマネジメント分野

食産業が直面している問題を,技術とビジネスの両面から探求し,解決することができるような人材を養成します。

食品技術開発分野

食品科学の新知見を活用し,食品の機能性や高齢者向けの食品開発など,食品の高付加価値化について科学?技術の面から解決できるような人材を養成します。

農?環境イノベーション領域

農?環境イノベーション領域では,食材供給の基盤となる食材生産業とその生産環境,食材や食品の生産?流通の過程で生じる未利用資源のリサイクルを対象に自然科学?技術の側面と社会科学?ビジネスの側面から教育?研究を行います。

生物生産分野

食材生産に係わる栽培?飼育?養殖技術やバイオサイエンスに基づく品種改良技術等の開発?普及,あるいは地域農業振興の方策などを研究し,地域の農業振興を指導できる人材を養成します。

生産環境分野

食産業の各ステージで排出される廃棄物やエネルギー,持続可能性に関する問題点を抽出し,解決に向けた科学?技術を身に付けて自ら対応できる人材を養成します。

教育方法の特徴

(1)食産業学の各専門分野について,基礎理論と実践的な課題解決を志向した講義や演習等の科目を配置し,ケースメソッド等の実践性を養う教育方法も採用しています。
(2)入学直後に全員が必修で学ぶ「食産業学研究特論」等により,食産業や食産業学の全体像を把握できるようなカリキュラムを組んでいます。
(3)「プロジェクト研究」の成果を以て修士論文に代えることができるなど,現場の課題重視の教育体制を取っています。


博士後期課程

食品研究領域と農?環境研究領域から構成されます。食品イノベーション領域と食品研究領域,また農?環境イノベーション領域と農?環境研究領域は,それぞれほぼ同じ専門分野をカバーしています。

教育方法の特徴

(1)主指導教員?副指導教員による個別指導と,後期課程を担当する全教員による全体指導体制を組み合わせて指導します。
(2)個別指導としては,入学直後より主および副指導教員が、研究テーマに即した指導を行います。
(3)全体指導としては,年度ごとに博士論文の中間報告会を行い,食産業学の多岐にわたる専門分野の教員から指導を受けます。


教育目標?教育ポリシー


教員紹介


論文


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